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フランスの伝説的なスターの実話を元にした「最後のマイウェイ」のDVDを見ました。

日本ではクロード・フランソワのレコードやCDはほとんど発売されておらず、私自身も昨年の夏に映画を見るまでは予備知識はほとんどありませんでした。

あらすじや感想は映画を見た時に書いたので、今回は使われた曲について書きます。

曲に関するエピソードで最も印象的なのは、クロードが「Comme d'habitude」(いつものように)の英語カバー曲「My Way」のサンプル盤を聴きながら、最期までクロードの芸能界入りを反対していた亡き父親の面影に「僕の曲をシナトラが歌っているよ…」と報告をする幻想的な場面です。

その他にも、「最後のマイウェイ」では英語圏の曲をフランス語にカバーして歌う場面がありました。

クロードはエヴァリー・ブラザーズの「Made To Love」のカバー曲で成功しましたが、先日亡くなられたフィル・エヴァリーの曲でした。

また、映画ではフランキー・ヴァリとフォーシーズンズの「Beggin'」「1963年12月〜あのすばらしき夜」のカバー曲も使われていました。

フォーシーズンズの「1963年12月」の歌詞は、1963年12月に出会った女性が忘れられないという内容ですが、クロードの歌詞は、「1962年」に人気アイドルになった頃の思い出です。

「Beggin'」は映画の中では2回使われていました。
1回目ではTVの歌番組で女性ダンサーと登場する場面、2回目ではマルセイユ公演で倒れる場面で使われていました。

DVDには曲目解説がないので、映画を見ながらパソコンや携帯電話で原曲とフランス語の題名を検索して探しました。

※携帯電話で書いているため、フランス語のアルファベットは正確なものではありません。
(フランス語独自のアルファベットを携帯電話で見ると?マークや空白になります。)


17 ans
At Seventeen〜17歳の頃

Cette annee-la
December,1963(Oh, What A Night)〜1963年12月(あのすばらしき夜)

「17歳の頃」が使われていたのは、クロードが17歳の場面で、「1963年12月」は1962年に人気スターになった頃の場面で使われていたので、曲が発表された時期と映画の場面は合っていません。

Belles,Belles,Belles
Made To Love〜恋する乙女

Si j'avais un marteau
If I Had A Hammer〜天使のハンマー

L'amour c'est comme ca
I Can't Help Myself(Sugar Pie Honey Bunch)

Marche tout droit
Walk right in〜行け行け、ドンドン

Reste
Beggin'

J'Attendrai
Reach Out, I'll be There

他の作品のほとんどは「いつものように」を含めたフランス語のオリジナル曲だったと思います。

フランキー・ヴァリやポール・マッカートニーなどのライブを思い出すと、クロードが生きていたらどのような音楽活動をしていたのだろうか…と考えてしまいます。
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by red_primrose | 2014-01-27 23:34 | 映画(映画館・DVD・ビデオ) | Comments(0)

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60年代のオーストラリアを舞台にした映画です。

原題は「The Sapphires」ですが、アメリカの60年代前半の同名グループとは関係はありません。

当時のオーストラリアでの人種差別をテーマにしたストーリーです。


オーストラリアに住むアボリジニの3人姉妹はカントリーミュージックの歌手を目指していましたが、差別的な扱いを受けてコンテストには合格できませんでした。

自称ミュージシャンの男だけは彼女たちを認めて、アメリカで流行中のソウル・ミュージックへの方向転換を勧めました。

三人姉妹に、白人家庭で育てられた従姉妹が加わりました。
(色白のアボリジニの子供は家族と引き離されて、白人として育てられた事情がありました。)

やがて、ミュージシャンの男と「サファイアズ」はベトナム戦争の米軍慰問で歌うことになる…という内容です。


I Heard It Through The Grapevine〜悲しいうわさ

Land Of A Thousand Dances〜ダンス天国

I Can't Help Myself(Sugar Pie Honey Bunch)

などの60年代の名曲が使われています。

実話が元になっている映画ですが、映画のサファイアズのメンバーの名前は事実とは異なります。

映画では描かれていませんが、現在の元サファイアズのメンバーは、教育や医療業界で活動しています。

芸能界デビューできなかったのは残念ですが、差別や危険な戦地を乗り越えた経験は彼女たちを強くしたと思います。
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by red_primrose | 2014-01-25 10:02 | 映画(映画館・DVD・ビデオ) | Comments(0)

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本当は昨年の9月13日に行われる予定のライブですが、1月18日に延期になりました。

私の18日のスケジュールが空いたのが分かった時点で職場近くのコンビニでチケットを購入しようとしたら、「現在扱い無し」と表示されたのであきらめていました。

しかし、日比谷公会堂のサイトに「若干当日券あり」と書いてあったのを見たので、18日の午後にあわてて支度をして出かけました。

前回の記事の写真では座席番号を指で隠しましたが、舞台上手側の前から2列目の席でした。

客席は、60年代・70年代当時にフォーシーズンズのレコードやラジオのヒットチャートを楽しみに聞いていた世代の方が多かったと思いました。

ステージのスクリーンに60年代から70年代のフォーシーズンズの映像やその当時のTVコマーシャルなどの映像が映されてから「Grease」でライブが始まりました。

フランキーは思っていたよりも若々しく、私の両親よりも年上の79歳とは思えないほどの元気な歌声に感動しました。

また、コーラス担当の若手メンバーが息のあったダンスを見せていました。

途中ではカバー曲を歌うコーナーがありました。

「Let It Be Me」では、この歌を歌っていたフィル・エヴァリー(エヴァリー・ブラザーズ)やゴードン・ウォーラー(ピーター&ゴードン)を思い浮かべて涙ぐんでしまいました。

「大人は泣いてはいけない」のは分かっていますが、「ヤセがまん」の必要はありません。

9月のライブを楽しみにしていたのに行けなくなった方には申し訳ありませんが、60年代音楽が好きな者として夢のような時間を過ごせました。

フォーシーズンズをモデルにした映画「Jersey Boys」(原題)が日本で公開される日が来るのが楽しみです。


Grease
Dawn(Go Away)〜悲しき朝焼け
Tell It To The Rain〜雨に言っておくれ
Beggin'
My Eyes Adored You〜瞳の面影
Swearin' To God〜神に誓って
Fallen Angel
Save It For Me

カバー曲コーナー
Call Me
Let It Be Me
Spanish Harlem
My Girl
Groovin'

I've Got You Under My Skin〜君はしっかり僕のもの
Stay
Silence Is Golden〜沈黙は金
Woking My Way Back To You〜君のもとへ帰りたい
Opus17(Don't You Worry 'bout Me)
Rag Doll〜悲しきラグ・ドール
Who Loves You〜愛はまぼろし
December,1963(Oh, What A Night)〜1963年12月(あのすばらしき夜)
Can't Take My Eyes Off You〜君の瞳に恋してる
Sherry
Walk Like A Man〜恋のハリキリ・ボーイ
Big Girls Don't Cry〜恋はヤセがまん
Bye Bye Baby(Baby Goodbye)

アンコール
Let's Hang On
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by red_primrose | 2014-01-21 00:48 | ライブ | Comments(2)

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日比谷公会堂に着きました。

前売りが完売でしたが、当日券を無事買えました。

一日限りのライブですが、本当に楽しみです。
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by red_primrose | 2014-01-18 18:06 | ライブ | Comments(2)

先日、立川のHMVに寄ったら、邦楽ポップス売場に大滝詠一追悼コーナーが設けられていました。

亡くなられた有名人や芸能人の作品が書店やCDショップで発売されたり、店内に故人を偲ぶコーナーが設けられることを「追悼商法」だと非難する人がいますが、忘れ去られるよりはずっといいと思います。

ファンや関係者の立場ならば、亡くなられた有名人が生きていた証を残したいと願うのが当然です。

「ファンなら作品を持ってるはずだ」と考える人もいますが、熱心なファンやコレクターでもない限り、全ての作品を所有しているわけではありません。

また、昔ファンだった人が懐かしい気持ちで作品を手に入れたり、後追い世代の人やこれから生まれるファンたちが作品を手に入れる機会を奪ってはならないと思います。

ただし、遺族などの関係者が望まない作品もあるとは思いますが、そのような物まで無理して発売してほしいとは思いません。

ファンや関係者が望む形での再発や作品の販売は、現代や後世の文化の発展につながると思います。
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by red_primrose | 2014-01-11 20:29 | 音楽 | Comments(0)

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60年代の有名なフランス映画ですが、昨年11月に新宿の映画館で見ました。

自動車整備士の青年と雨傘店手伝いの娘が恋人として付き合いを始めましたが、娘の母親は交際に反対します。

やがて青年は徴兵され、娘は寂しい日々を過ごすことになるが…という内容です。

見る前にはお洒落なミュージカル映画だと思っていましたが、実際に見ると切ない気持ちになりました。

映画を見るのは初めてですが、歌はよく利用する店のBGMとして知らず知らずのうちに聞いていました。

ストーリーの物悲しさと映像と音楽の美しさが調和した作品だと思います。
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by red_primrose | 2014-01-11 03:06 | 映画(映画館・DVD・ビデオ) | Comments(2)

5日の「日刊スポーツ」の芸能欄に60年代音楽を愛する者として悲しい記事がありました。

1月3日、エヴァリー・ブラザーズの弟のフィル・エヴァリー氏が74歳で亡くなられました。

エヴァリー・ブラザーズの音楽は美しいハーモニーが特徴的ですが、彼等の音楽はビートルズなどの多くのミュージシャンに影響を与えました。

私が好きなエヴァリー・ブラザーズの曲は「Bye Bye Love」や、ピーター&ゴードンがカバーした「Crying In The Rain」などです。

また、昨年公開されたフランス映画「最後のマイウェイ」で使われた「Belles, Belles, Belles」の原曲「Made To Love」も映画を見てからよく聞くようになりました。

フィル・エヴァリー氏に哀悼の意を表します。
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by red_primrose | 2014-01-06 00:15 | 60年代音楽 | Comments(2)

謹賀新年

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あけましておめでとうございます。

今年が素晴らしい年になることを願っています。

※ハーマンズ・ハーミッツの「Blaze」の裏ジャケットです。
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by red_primrose | 2014-01-01 00:24 | Comments(0)