レッズの処分についての個人的な思い

3月8日の浦和対鳥栖の試合は都合がつかなかったのでスタジアムには行きませんでしたが、差別的な横断幕の問題があったことを携帯のツイッターを見て知りました。

この件はサポーターとして非常に残念に思いました。また、浦和を応援することに誇りが持てなくなりました。

その横断幕はスタジアムの観客通路に貼られていて、ピッチからは見えない状態でしたが、外国人観光客が増えて応援に統制が取れないことが理由で一部サポーターが通路に横断幕を貼ったようです。

日本国籍収得済みの李忠成への抗議ではないかと言われていましたが、一部サポーターが抱える外国人観光客への不満が原因でした。
(李への批判ならば、選手から見えない観客通路に貼る意味がありません。)

以前の浦和には三都主や闘莉王が在籍していましたが、彼等に対しての差別的な発言はほとんど無かったと思います。

Jリーグには以前から差別的な問題はありましたが、今回の浦和への処分はより厳しく、重いものになりました。

11年5月に遠州の某クラブ(当時J1)の一部サポーターが清水の監督を名指しで「○○○へ、核兵器を作るのはやめろ」と清水の監督の民族を理由に中傷した横断幕を揚げたことがありました。

その時は遠州のクラブが厳重注意を受け、被害者の清水は主催者であることを理由に制裁金200万円と譴責処分を受けました。

高校野球などのアマチュアスポーツで行われている「連帯責任」に反対する人はいますが、個人的には、八百長や審判買収などのクラブの不祥事や選手が罪を犯して逮捕された場合に、リーグから厳しい処分が下るのはやむを得ないと思います。

今回はJリーグでは初めて不祥事による無観客試合が実施されましたが、チケットが発売された後だったので、試合を楽しみにしていた清水サポーターや地方から来る浦和サポーターに申し訳ないことになってしまいました。

また、浦和のトップチームだけでなく、事件とは無関係のユースやレディースでも、クラブによって横断幕や旗が全て禁止されてしまいました。

差別はいけないことですが、横断幕や旗の禁止は過剰な反応だと思います。

クラブが信頼を取り戻すための処分だから従わざるを得ませんが、表現の自由が奪われることや応援のメッセージも禁止されるのは納得できません。浦和を支えたいという気持ちが伝わらなくなるのが残念です。

7月5日に昨年引退した山田暢久氏の引退試合が行われますが、せめてその日だけでも横断幕や旗、コレオグラフィーを許可することはできないのかと思います。それについては公式からの発表を待つしかないのですが、その日も禁止ならば本当に残念です。

また、他のクラブやスポーツにも影響が出るのが心配になります。今期の中日ドラゴンズも横断幕や旗が禁止されているようですが、浦和とは別の問題が理由です。

幸い、ユニフォームやタオルマフラーは禁止されていないし、声援や歌声までは禁止されていないのが救いです。

浦和だけでなくJ1からJ3までのJリーグ全体やアマチュアも含めたサッカー界全体が世間から誹謗中傷の対象になるのが心配になります。
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by red_primrose | 2014-04-02 15:47 | 浦和レッズ | Comments(0)