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The Manfreds @下北沢Garden(12年6月2日)

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1ヶ月以上前になりますが、6月2日に下北沢Gardenで行われたマンフレッズのライブに行きました。

マンフレッズの初来日が世間で話題になっていなかったのが残念ですが、観客はマンフレッド・マン当時のファンと思われる世代から、私も含めた後追い世代までいました。

フレッド・ペリーのシャツやミニスカートなどの60年代を意識した服装の人がいました。

前座は海賊のような衣装のバンド、「クレヨンイーター」でした。

ライブはポール・ジョーンズのメンバー紹介ソング「The One In The Middle」から始まりました。

ポールは70歳とは思えないほど若々しく、十代の頃にテレビ埼玉で見た「Privilege」(傷だらけのアイドル)時代の面影が残っていました。

次の曲はマイク・ダボの「Ha! Ha! Said The Clown」(ピエロの花嫁さん)でした。

マイク・ダボは若い頃と雰囲気が変わってしまいましたが、歌声は元気でした。

トム・マッギネスは眼鏡で分かりましたが、マイク・ハグは若い頃と雰囲気が変わっていました。
(昔ドラムだったハグは現在はキーボード担当でした。)

後は記憶があやふやですが、以下の曲を演奏していたと思います。

「Sha La La」
「Fox On The Run」
「Oh No Not My Baby」
「Just Like A Woman」(女の如く)
「Semi-Detached Suburban Mr.James」(ミスター・ジェームスの花嫁さん)
「Pretty Flamingo」
「Ragamuffin Man」
「I'm Your Kingpin」(ぼくは君のもの)
「Mighty Quinn」
「Do Wah Diddy Diddy」

ポールの「I've Been A Bad Bad Boy」
マイク・ダボの「Handbags And Gladrags」(ハンドバッグと外出着)、「Build Me Up Buttercup」(恋の乾草)
トムの「When I'm Dead And Gone」(死)
などの、メンバーのソロ曲もありました。

実は、「ハンドバッグ…」と「死」を聞いたのは初めてですが、素晴らしい曲だと思いました。

アンコールは「Ready Steady Go!」テーマ曲の「5-4-3-2-1」で盛り上がりました。

21世紀になって10年以上過ぎた現在、本物の60年代ブリティッシュ・ビートをライブで聞く事は貴重な経験だと思います。

元リーダーは不在ですが、60年代当時のメンバーの元気な姿を見る事ができたのは、本当に忘れられない経験です。

初代ボーカリストのポール・ジョーンズ、2代目ボーカリストのマイク・ダボの歌声を目の前で聞けたのは奇跡でした。
(トムの歌声も聞けるとは思っていませんでした。)

会場は小さいライブハウスだったので、観客の一体感は素晴らしかったです。メンバーの表情まではっきりと見えました。

高校時代から好きな曲の「Do Wah Diddy Diddy」、「Sha La La」などを生で聞く事ができて、後追いの60年代音楽ファンとして幸せを感じました。

ライブの楽しさを久しぶりに心から味わう経験ができたので、マンフレッズのメンバーや主催者に感謝しています。
by red_primrose | 2012-07-08 08:13 | ライブ